診療案内

循環器疾患、生活習慣病の診療、管理

まずは、病歴、現在の症状などに基づいて診察を進めます。

狭心症などの症状は、胸部に感じることが多いですが、肩や喉、あごに感じることもあります。心臓弁膜症などでは、胸部不快、息切れが多いですが、いずれも歩行時、階段の昇降時などの労作で起きることが特徴です。しかし、最近はあまり労作をすることがないため、症状がないにもかかわらず、病態が進行していることもめずらしくありません。

大動脈瘤は、破裂するまで症状がないことが多く、末梢動脈疾患では、歩行時の下肢のだるさ、痛みなど、不整脈は動悸を感じることが多いですが、無症状の患者様もいらっしゃいます。

基本的には、胸部レントゲン撮影、心電図を行いますが、疾患によっては

虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)→心エコー、冠動脈造影CT
心臓弁膜症→心エコー
大動脈瘤→胸腹部CT
末梢動脈疾患→ABI(上腕と足首の血圧測定)、下肢動脈造影CT、下肢動脈エコー
不整脈→心エコー、長時間(24時間または1週間)心電図、および、それぞれに必要な血液、尿検査を行います。

また、生活習慣病(高血圧、脂質異常症(高コレステロール血症)、糖尿病)の患者様は症状は乏しいですが、動脈硬化が進行していることが多いため、心エコー、頸動脈エコー、ABI、CT検査などを検討します。

これらの検査にて患者様の状態を把握して、治療方針を相談しましょう。
薬による管理が必要なこともありますが、基本は日常の生活習慣の改善、すなわち食事と運動療法が最も重要であることを認識ください。

まつばら循環器クリニック

TEL : 052(462)8119

〒454-0971 名古屋市中川区千音寺土地区画整理組合78街区仮1番 

(Vドラッグ千音寺店内)

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