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このたび新たにクリニックを開設することとなりました、循環器内科医の松原徹夫です。


医師となり40年以上経過していますが、最初は県立岐阜病院 (現 岐阜県総合医療センター) で研修医としてスタートしました。特に救命救急センターにて様々な急性疾患と携わりました。丁度その頃から、心臓カテーテル治療が、急速に発展したこともあり、その後、共立病院循環器センター、豊橋ハートセンター、名古屋ハートセンターにて、心臓カテーテル治療を中心に数多くの手術を行ってきました。その経験を元に、日本国内、世界での特に困難な症例のカテーテル治療の指導、手術や講演などを行っていきました。しかしカテーテル治療がどれだけ進歩しても、冠動脈ステント留置を行えば、抗血小板剤を継続しなければならず、出血のリスクが常につきまとう事になります。全身管理をしっかりと行わなければ、再発、新規病変の出現もあります。循環器疾患は、冠動脈のみならず、大動脈の解離や瘤、下肢動脈を含めた全身の血管、心臓弁膜症、不整脈などがあり、また心臓と腎臓の関連もあり、とにかく全身管理が重要です。基本的には、血圧、脂質、血糖の管理、いわゆる生活習慣病の管理が非常に大切です。これらは自覚するような症状に乏しいため、気にしながらも放置されることが多いですが、症状が出てからでは遅いということを認知していただきたいと思います。健康診断での数値では、自分の体がどうなっているかは不明です。そのために、やはり画像診断が有用になりますので、当院では名古屋市内の循環器内科クリニックでは初となる64列マルチスライスCTを導入し、冠動脈造影をおこない、プラークの有無、質などを評価し、患者様の状態に合わせた管理を行っていきたいと思っています。またセカンドオピニオンとしても、お気軽にご相談ください。皆様が、笑顔で、楽しい日々を送れるようなパートナーとして信頼いただけるように努めてまいります。


診療内容

循環器疾患、生活習慣病の診療、管理

まずは、病歴、現在の症状などに基づいて診察を進めます。

狭心症などの症状は、胸部に感じることが多いですが、肩や喉、あごに感じることもあります。心臓弁膜症などでは、胸部不快、息切れが多いですが、いずれも歩行時、階段の昇降時などの労作で起きることが特徴です。しかし、最近はあまり労作をすることがないため、症状がないにもかかわらず、病態が進行していることもめずらしくありません。

大動脈瘤は、破裂するまで症状がないことが多く、末梢動脈疾患では、歩行時の下肢のだるさ、痛みなど、不整脈は動悸を感じることが多いですが、無症状の患者様もいらっしゃいます。

基本的には、胸部レントゲン撮影、心電図を行いますが、疾患によっては

虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)→心エコー、冠動脈造影CT
心臓弁膜症→心エコー
大動脈瘤→胸腹部CT
末梢動脈疾患→ABI(上腕と足首の血圧測定)、下肢動脈造影CT、下肢動脈エコー
不整脈→心エコー、長時間(24時間または1週間)心電図、および、それぞれに必要な血液、尿検査を行います。

また、生活習慣病(高血圧、脂質異常症(高コレステロール血症)、糖尿病)の患者様は症状は乏しいですが、動脈硬化が進行していることが多いため、心エコー、頸動脈エコー、ABI、CT検査などを検討します。

これらの検査にて患者様の状態を把握して、治療方針を相談しましょう。
薬による管理が必要なこともありますが、基本は日常の生活習慣の改善、すなわち食事と運動療法が最も重要であることを認識ください。

診療時間

 診療科目

 循環器内科・内科

診療時間
9:00 〜 12:00
15:00 〜 18:00

スタッフ募集

医療事務(パート)、看護師(常勤、パート) 募集しています!

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アクセス

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